○うちぬきとは…
愛媛県西条市には石鎚山(いしづちさん)があります。
標高は1982mで西日本最高峰の山です。
その伏流水が「うちぬき」です。
地下15m~30mくらいに鉄のパイプを打ち込むと、良質な伏流水が自噴水となって噴き出してくることから「うちぬき」と呼ばれています。
「うちぬき」の歴史を現わすものとしてものとして、天保13年(1842年)に日野和煦(ひのにこてる)編述の「西條誌」によると、天保の時代には既に打抜専用チームがあり、工事が行われていたとのこと。
愛媛県西条市では、天保の昔から現在に至るまで「うちぬき」の恩恵を受け続けているのです。(感謝)
○「うちぬき」の水について
水の温度は年間を通して13℃~15℃で、一定に保たれています。
硬度は24~42mg/リットル(西条市役所調べ)
名水百選に選定されたことを記念してつくられたうちぬき広場では、24mg/リットルで軟水の中でも超軟水に分類されます。
※WHO(世界保健機構)の水質ガイドラインでは以下のように分類されています。
0~60mg/リットル未満 軟水
60以上~120mg/リットル未満 中程度の硬水
120以上~180mg/リットル未満 硬水
180mg/リットル以上 非常な硬水
○水めぐり
家庭用の自噴井は2,000本以上とも言われるほど、豊かに恵まれた地下水。
水めぐりもおススメです。
[西条水めぐりマップ(歩きコース)]
http://saijo-imadoki.heteml.jp/img/mizumeguri01_2.pdf
※発行:西条市観光協会
[西条水めぐりマップ(車コース)]
http://saijo-imadoki.heteml.jp/img/mizumeguri02.pdf
※発行:西条市観光協会
西条の名水「うちぬき」で作った美容液石鹸
超軟水の「うちぬき」は石鹸にしてもお肌にやさしい